最新の光断層計測:今後の進化

光断層計測法(OCT)は迅速かつ精確な眼底異常の診断装置として広く普及している。OCTでは3次元画像を取得することで、患部をさまざまな面から観ることができる。近年では内視鏡と組み合わせた装置が開発され、冠動脈の診断がなさ…

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光計測・光センサー

光計測・光センサー 1. 光計測 1.1. 光ビーム測定 1.1.1. ビュワーカード 1.1.2. ビームプロファイラ・M2ビーム品質測定器 1.1.2.1. ビームパターンの測定 1.1.2.1.1. ビームプロファ…

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偏光計測

目次 1. はじめに 2. 偏光状態の表記法 2.1. ストークススペクトル 2.2. ストークスパラメータの導出 2.3. ポアンカレ球 2.4. 偏光度 3. 偏光計測 3.1. 原理 3.2. 光学素子や生体試料の…

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ゼロから学ぶ顕微鏡

ゼロから学ぶ顕微鏡 1. 光学顕微鏡 1.1. 光学顕微鏡の基本構成 1.2. 光学顕微鏡の観察手法 1.3. 光学顕微鏡の種類と用途 2. 蛍光顕微鏡 2.1. 蛍光とは 2.2. 蛍光色素の種類とスペクトル 2.3.…

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レーザー顕微鏡システムの比較

レーザー顕微鏡システムの仕様をまとめました。本ページはレーザー顕微鏡の種類とメーカーをより詳細にまとめたものです。 各商品名をクリックすることで仕様を確認することが出来ます。 目次 レーザー顕微鏡システム一覧 レーザー顕…

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光計測

光計測や波形計測に関して基礎から応用まで学ぶことができます。 目次 ビームの測定 ビームプロファイラ・M2ビーム品質測定器 波面の測定法 パワー・エネルギーの測定 光パワーメーターの種類と測定時における注意点 フォトディ…

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周波数分解光ゲート法 – FROG

周波数分解光ゲート法(FROG)は、fs、psのような超短レーザーパルスの強度分布と位相分布を測定する技術である。FROGはオートコリレーターの信号をさらにスペクトル分解する自己相関型測定で、オートコリレーターに分光計が…

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RGBコンバイナ

RGBコンバイナは、光の三原色である赤(R)、緑(G)、青(B)を3本のファイバーそれぞれから入力し、1本のファイバーへ合波し出力するコンバイナである。ファイバータイプのコンバイナでは、ファイバー内で3色が合波されるため…

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分子の動きを観察

水分子同士の水素結合は非常に短い時間で生成と消滅を繰り返している。また、分子振動の一周期の時間は10〜100 fs程度である。これらを観測するには、フェムト秒パルスレーザーが適している。フェムト秒パルスレーザー光が照射さ…

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Sm:YAGのエネルギー準位の計算

Sm3+:の基底多重項は6H5/2であり、6重に縮退している。これがYAGのイットリウムのサイトを占めた際の結晶場分裂を、式(1)に表の値を代入し行列の固有値を求めることにより示すことができる。つまり基底多重項のエネルギ…

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顕微鏡の種類と用途

2光子顕微鏡 共焦点レーザー顕微鏡 CARS顕微鏡 SRS顕微鏡 SPE顕微鏡 STED顕微鏡 ラマン散乱顕微鏡 蛍光顕微鏡 近接場顕微鏡 学問分野 用途 2光子顕微鏡 ・脳細胞研究 ・発生学 ・神経生物学 ・免疫学 ・…

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FEMTOWAVE OROCHI、時間遅延装置

時間遅延装置は、テラヘルツ波時間領域分光法ではポンプ・プローブ法と呼ばれる計測法で利用されている。フェムト秒レーザー光をビームスプリッタでポンプ光(テラヘルツ波発生)とプローブ光(テラヘルツ波検出)に分割する。ポンプ光は…

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物質・状態を同定できる指紋スペクトル

テラヘルツ波は一般的に透過率が高いため、吸収スペクトルの検出感度が低くなってしまう。微量検出が苦手な面があるが、テラヘルツ分光では次のような有機分子中の分子欠陥を知る事ができる。 不純物(分子レベルの異物混入) 光学異性…

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テラヘルツ周波数帯の吸収スペクトル

吸収モデル テラヘルツ周波数帯の吸収について、原子または分子がバネで弾性的に結合しているモデルを考えると図1のように示せる。 このとき、波数(振動数)をν、原子あるいは分子の質量をm1、m2、結合の強さをkとすると、吸収…

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