レーザー顕微鏡などによる加工の評価

ここではレーザーを用いた各種評価方法の概要を示す。 走査型レーザー顕微鏡 照明にランプではなくレーザーを用いた顕微鏡。3 次元計測が可能であり、光軸方向分解能は10 nm以下。水平方向分解能は用いるレーザーの波長によって…

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Yb系レーザー

産業応用などのための実用的なレーザー装置として固体レーザーが注目されている。特にLDを励起光源として用いたLD 励起固体レーザーは、高出力、高効率、長寿命にすることが可能であり、盛んに研究開発がされている。中でもYb:Y…

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スーパーコンティニューム光とは

スーパーコンティニューム(SC:Supercontinuum)光は連続で広帯域なレーザー光であり、超短パルス光を非線形光学材料に入射した際、自己位相変調、相互位相変調、四光波混合、ラマン散乱等の非線形光学効果によって生成…

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ラマン散乱顕微鏡

特長 ラマン散乱顕微鏡は試料に標識をつけなくても蛍光を観察できる点で優れている。ただし、自発ラマン散乱光が極めて微弱なので、蛍光に比べてラマン散乱光が弱い(ラマン散乱断面積:10-30cm2、蛍光分子の吸収断面積:10-…

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UV・VUVレーザーの応用分野

UV・VUVレーザーとは? 波としての光、光波の特性を表すものに波長がある。波長は真空中で測定したものを基準としている。人間の目に見える光である可視光の波長範囲は400 – 700 nm である。これより長い波長の光を赤…

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波長可変レーザー

気体、液体、固体、半導体レーザーの中で発振波長を変えることのできる波長可変レーザーの種類と波長可変域、波長可変レーザーの応用分野を紹介する。 なお、自由電子レーザーは紫外から赤外域まで発振波長を変えることができるが、他の…

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固体レーザー

概要 固体レーザーの媒質は希土類イオンをドープした結晶またはガラスであり、小型で大出力を得ることができる。固体レーザーでは光で反転分布を形成するため、媒質には高い透明性、耐熱性、熱伝導性、低温度依存性が求められている。 …

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希ガスレーザー

希ガスレーザー(noble gas ion laser)の媒質は、放電によってイオン化されたアルゴンイオン(Ar+)やクリプトンイオン(Kr+) である。このため、希ガスレーザーは希ガスイオンレーザーとも呼ばれる。Ar …

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ヘリウムネオン(HeNe)レーザー

ヘリウムネオン(HeNe) レーザーの媒質は75 %以上のHe と15 %未満のNe でできた混合ガスであり、HeNe レーザーは原子ガスレーザーに分類される。HeNeレーザーにおいて、He 原子は放電によって電子からエ…

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液体レーザー

液体レーザーは液体が媒質のレーザーである。液体レーザーの媒質で最も用いられているのが色素(dye) 分子を有機溶媒(アルコール:エチレングリコール、エチル、メチル) に溶かした有機色素であり[1]、実用化されている液体レ…

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