時間遅延装置は、テラヘルツ波時間領域分光法ではポンプ・プローブ法と呼ばれる計測法で利用されている。フェムト秒レーザー光をビームスプリッタでポンプ光(テラヘルツ波発生)とプローブ光(テラヘルツ波検出)に分割する。ポンプ光はテラヘルツ波発生器へと導かれるが、プローブ光は時間遅延装置へ導かれる。時間遅延装置では、二枚のミラーを直角に置いたマウントを移動ステージ上でスライドさせ光路長を変えている。
協和ファインテック社製品
FEMTOWAVE OROCHIの特徴
- 最大スキャンレンジ: 60 ps、160 ps
- 遅延分解能: ≦20 fs、≦10 fs
- スキャン周波数: 10 Hz以下
- 独自設計により振動の抑制モデルあり
- リフレクタ位置のアナログ出力を同時に取得と計測
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