- 1.はじめに
- 2.今回の講義の位置づけ 歴史から学ぶということ
- 3.アダプティブ光学の勝手な分類
- 4.Phase Conjugation Mirror
- 5.個人的な出会いから始める位相共役実験
- 6.John Alcockの誘導ブリルアン散乱実験
- 7.ガラスレーザー、無機液体レーザーの不均一幅の観測
- 8.SBSミラーによるエキシマレーザーの短パルス化
- 9.Phase Conjugation Optics
- 10.B. Zeldovich 知の巨人
- 11.少し横道:散乱光イメージング
- 12.Principle of Phase Conjugation
- 13.位相共役光学 大出力レーザーシステムへの応用
- 14.1972年 Basovによるガラスレーザー増幅器のビーム品質改善研究
- 15.1997年 Palashov, Khazanovらによる4チャンネル繰り返しレーザーへの応用
- 16.G. Pasmanikとの関係
- 17.1997年米国LLNL Brent Daneによる高出力レーザー4ビームの位相同期実験
- 18.阪大レーザー研のSBM研究
- 19.SBSミラーによるビーム結合の研究 H.J. Kongさんの研究紹介
- 20.2004年 WS on Critical Issues of Solid State Lasers
- 21.Cohrent four beam combination toward a dream laser
- 22.MOPAシステムへのSBS-PCMの応用
- 23.コヒーレントビーム結合の2つのスキーム 強度分割型と波面分割型
- 24.Kongさんによる以前の研究評価
- 25.複数ビーム入射による位相共役ビーム結合は可能か?
- 26.LLNL Brent Daneによる4ビーム結合の実験
- 27.筆者の評価 Kongさんに同意する
- 28.シードビームによる制御の実験例
- 29.誘導ブリルアン散乱の位相制御の根本問題
- 30.自然放出は真空場の揺らぎによる誘導放出と理解されるようになった
- 31.Kongさんの提案 Confocal cavityによるSelf-phase control
- 32.Confocal配置の提案
- 33.SBSバンド幅問題 多モードレーザーと絶縁破壊
- 34.2ビーム結合の原理実証実験
- 35.PZT制御しない場合のSBS-PCM方式による2ビーム結合の結果
- 36.さらに拡張して4ビーム結合の実験へ (振幅分割型)
- 37.波面分割型4ビーム結合実験
- 38.SBS-PCMを活用した波面分割型結合の位相安定度のまとめ
- 39.プリパルス問題は難しい
- 40.IAEAへのKongさんのアピール
- 41.誘導ブリルアン散乱はランダムな雑音から立ち上がるので制御できない。
- 42.超短光共振器による自然放出光の制御
- 43.長い共振器長でも原理は同じ
- 44.SBS 位相は制御できるというのを簡単に否定してよいのか?