【さらに拡張して 4 ビーム結合の実験へ (振幅分割型)】
 翌年 2009 年にこれまでのシステムをさらに拡大して 4 ビームシステムとした実験をしました。参照ビーム以外の 3 ビームにはすべて PZT 制御システムを導入しました。ビーム分割、合成はすべてビームスプリッターで行なっているので、これは強度分割型ビーム結合による 4 ビーム結合実験です。
 結果を右に示しました。ここでは PZT 制御をしていない参照ビーム(No.1)と No.2 ビームの位相差 ΔΦ1212) = λ/34.3、ΔΦ1313) = λ/37.6、ΔΦ3434) = λ/44.1 という結果で、ビームエネルギーの変動幅は 6.16%でした。ビーム間の位相変動は<λ/30を達成しています。
 注目すべきは、PZT 制御が 3 重になったことで、

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