- はじめに
- 1.レーザーミラーの損傷機構
- 2.熱溶融による損傷
- 3.レーザー用ミラーのクリーニング技術
- 4.もっとも古典的な洗浄法 ブラシ洗浄
- 5.エアーブロー
- 6.引っ張り洗浄
- 7.超音波洗浄
- 8.スピンコーターを利用する超高品質ミラー洗浄
- 9.涙を流す光学系
- 10.MW級レーザー用ミラーに必要な冷却と曲率調整機能
- 11.損傷の本当の機構は何か?
- 12.電子ビーム蒸着か、スパッタリングか
- 13.OCLI が開発した特別なひびの入った誘電体薄膜
- 14.IBS コーティングに関する余談
- 15.レーザー損傷の段階
- 16.NIF建設とレーザー損傷研究の進歩
- 17.改めてレーザー損傷研究を振り返る
- 18.Auston switch光伝導スイッチ
- 19.誘電体多層膜で光伝導電流を計測する
- 20.光伝送スイッチを用いたテラヘルツアレイの研究
- 21.破壊力学について
- 22.物質の破壊は普遍的に存在し、かつ、複雑な現象である
- 23.破壊力学の始まり
- 24.レオナルド・ダ・ヴィンチの応力破壊実験
- 25.分離破断とせん断破断
- 26.歪みを体積で受け止めれば損傷強度が高くなる
- 27.ゾルゲル法による無反射成膜
- 28.ファイバーブラッグ格子
- 29.膜境界からの電界シフトによる高耐力化技術
- 30.研磨技術
- 31.KODAKの第2ハッブル用ミラー研磨
- 32.ニューポート社訪問スーパーキャビティー用IBS装置開発
- 33.PMS社の研磨技術者Duane Willisとの会話
- 34.英国 NPL、フランス ESCPI高等研究所、リオン大学の光学技術
- 35.米国NIFが導入した新しい損傷対策
- 36.米国NIFにおけるMRF研磨と光学素子リペアー交換
- 37.MRF研磨技術
- 38.MRF研磨機Joseph Menapace
- 39.レオロジーとは何か?
- 40.MRF研磨の歴史