【フーリエ限界パルスの認識変化】
超短パルス発生のためには広帯域利得が必要だということは、昔から知られていて、以前の講義で述べたように、色素レーザー、Ti:sapphire のような広帯域レーザー開発がフェムト秒パルスを可能にしました。レーザーハンドブックには右図の表が載っており、超短パルス発生が可能な固体レーザーの例があがっている。ここではいかにTi:sapphire レーザーが優れているか、ということを示すデータであったが、これは固体レーザーのパルス幅の目安を与えるものです。時間バンド幅積の定数 K=1 として考えていた時代があるが、その後、スペクトルやパルスの形状によって微妙に変わることが解明され、現在のフーリエ限界パルスの定数に定着した。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。