【フォトリフラクティブ結晶による位相共役 BGO, BSO, KN, LN】
1980 年代に入ると、固体結晶による位相共役の研究が盛んになった。もちろん、それまでからガラスや光ファイバーで位相共役が実現されていたので、固体結晶でもできるはずで、より実用性を考えると、非線形効果の大きな固体結晶の方が効率的な位相共役系が実現できそうである。実際、電気光学効果を持つ非線形結晶、 BGO, BSO, KN, LN などに、フォトリフラクティブ効果が観測されるようになると、一挙に研究が活発化した。これらの結晶は光メモリ-材料になると期待されたし、フォトリフラクティブ効果によって体積ホログラフィーが可能だと考えられた。
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