【R. Fisher LANL における位相共役研究】
1980 年代、筆者は核融合用電子ビーム励起 KrF レーザーの研究で、米国ロスアラモス研究所を日米セミナーなどで毎年のように訪問していた。LANL では約 30 名のチームでAurora という巨大エキシマレーザーを開発しており、日本からはごく少数、宅間先生と筆者の 2 人(はじめは東大物性研の渡部俊太郎さんを含め 3 名)参加する少人数日米セミナーだった。その LANL には位相共役研究で有名な R. Fisher がいた。彼は CO2 レーザーによる位相共役研究で有名で、後に教科書も出版するし、当時から、OSA の CLEO US などでは、必ず short course を開催し、この分野の第一人者であった。
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