【R. Hellwarth 1977 年 4光波混合の理論的解析と媒質としての CS2の提案】
 米国で最初に Phase Conjugation Optics に正面から取り組んだのは、R. Hellwarth のように見えます。彼は媒質による非線形反射、すなわち非線形散乱を通じたレーザー光の反射は、単色ビームの持つ波面形状を瞬時的、かつ時間反転的なレプリカとして入射方向にビームを伝播させることを理論的に解析しました。それには必要な非線形性が必要なので、励起光を時間反転させる媒質候補として、CS2 を提案した。

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