【Yariv マルチモードファイバー内の画像情報伝送と復元】
米国における最初の位相共役的な研究は1976 年の Yariv によるマルチモードファイバーを使って画像情報伝送をした場合に、非線形の光波混合によって途中で擾乱を受けた画像情報を復元できる可能性について議論している。そこでは Phase Conjugation という言葉を使って議論はしておらず、Zeldovich についても言及していない。しかし、途中で受けた光学擾乱を位相逆転して伝播させればイメージを復元できるとしていることは、位相共役についての第一歩であったと評価できるだろう。
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