【この講義の意味】
 今回の講義は通常とは異なり、まだできていない技術について考察し、どのように考えて研究を構想するか、を議論するものとなります。研究を開始するときには、このようにして糸口を探るということです。以前、この講義シリーズの高耐力レーザー用誘電体多層膜ミラーの開発のきっかけとなった光音響計測法との出会いと似ています。あの場合も名古屋大学プラズマ研究所における宅間宏先生の一言、もっとも感度の高い計測法は光音響法だ、ということから始まりました。

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