【複数ビーム入射による位相共役ビーム結合は可能か?】
第 1 の方法の場合、SBS-PCM が起こるかどうかという点で、1 本のビームでは問題ありません。実際、N2, SF6, CS2、CCl4、フロリナート(C6F14)などの媒質で高効率な SBSPCM が報告されています。問題は 2 本や 4 本のビームを集光した場合、位相共役光学系によるビーム結合が可能か、という問題です。図に示したように、複数ビームの集光は焦点前後でビームが斜入射となるため、複数のビームによるフォノン誘起回折格子が干渉したものになります。それは 4 本ビームになれば、さらに複雑な干渉縞を持った体積的回折格子となることが分かります。
この場合、SBS-PCM によって反射してきたビームの忠実度はどうなるのか、という問題です。
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