【1997 年 Palashov, Khazanov らによる 4 チャンネル繰り返しレーザーへの応用】
1997 年にロシアの Inst. Appl. Phys.の研究グループが 4 チャンネルの繰り返しレーザーへの応用研究の論文を発表しました。これは原理実証実験で、このグループはその後、ロシア ELI と呼ばれる 200PW PEARL レーザーシステムを提案し、実際に独自の大型 DKDPを使った OPCPA によって 10PW 出力を実現しました。この研究はそれらに位相共役技術を導入するための研究としての意味も持ちました。このグループが最初に位相共役関係の論文を出したのは 1989 年でそれ以来毎年の進歩を論文化しており、その集大成が 1997 年のこの論文といえます。
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