【最初はLD励起固体レーザーから始まった】
前述のように重力波検出用のLD励起YAGレーザーの安定化に成功したことで、その安定化レーザーを原子の役割を果たす基本デバイスとすれば、マクロなデバイスで誘導放出 過程を再現できるのではないか?という夢を持つようになりました。

というのは、用いたLD励起 YAG レーザーはNPRO(NonPlaner Ring Oscillator)と呼ばれるコンパクトなレーザー装置で、別名はMISER(Monolithic Isolated Single-mode End-pumped End-pumper Ring)と呼んで、Kane とByerがデザインし、Lightweve Electronicsから販売していたものを使いました。非常に優れたデザインで、その後の安定化固体レーザーはほぼ、このデザインを基本とします。

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