【最初はLD励起固体レーザーから始まった】
前述のように重力波検出用のLD励起YAGレーザーの安定化に成功したことで、その安定化レーザーを原子の役割を果たす基本デバイスとすれば、マクロなデバイスで誘導放出 過程を再現できるのではないか?という夢を持つようになりました。
というのは、用いたLD励起 YAG レーザーはNPRO(NonPlaner Ring Oscillator)と呼ばれるコンパクトなレーザー装置で、別名はMISER(Monolithic Isolated Single-mode End-pumped End-pumper Ring)と呼んで、Kane とByerがデザインし、Lightweve Electronicsから販売していたものを使いました。非常に優れたデザインで、その後の安定化固体レーザーはほぼ、このデザインを基本とします。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。