【メガワット気体レーザーの時代:SDI構想】
1980年代になると、巨大なパワーを持つ気体レーザーが開発されるようになりました。
時は東西冷戦のまっただ中です。いわゆるSDI、戦略防衛構想の中心にはメガワット出力のレーザービームでミサイルや航空機を打ち落とすという計画がありました。実際、米国はMW化学レーザーを開発し、ソ連はMW級CO2レーザーを開発しました。その後も、核融合用にANTARES CO2レーザー、AURORA KrFレーザー、さらにソ連ではISKRA Vが開発されました。巨大レーザーの時代です。今の皆さんの中には高出力レーザーの中になぜ固体レーザーがないのか、不思議に思う人もいるでしょう。しかし、1970年代からこの時代まで、フラッシュランプ励起の固体レーザーでは連続発振すら困難で、とても高平均出力レーザーなど無理だったのです。さらにこれだけの大出力でありながら、気体レーザーでは増幅器内でのビーム品質の劣化がないのです。

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