【レーザー光とはどんな光】

レーザー光と普通の光とはどこが違うのでしょう。普通の光源では、光源から出てくる光は四方八方に方向性なく出てきて、その波束は不規則な切れ切れの波で光源の各場所からランダムに放出されると考えられています。

といってもこの考え方自身、レーザー光、すなわちコヒーレントな光が登場してはじめて理解されるようになったものです。もちろん、プランクが量子仮説を出したときには、光源からの光エネルギーは塊として放出されることを考えついたのですが、そこには波の考えがないので、位相が揃った光、つまりコヒーレントな光という概念自身がありません。レーザーを特徴付ける性質として、レーザー光はきれいな正弦波が長時間連続していると教科書では習います。これが時間コヒーレンスで、光源の場所が変わっても位相が揃った光を出すというのが空間的コヒーレンスです。

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