矩形クラッドファイバーレーザーの実験
こんなに調子の良い理屈ができれば、当然実験で確かめるべきである。幸い、阪大山中 研時代に同じ研究室にいた田中紘幸さんが三菱電線の研究所長をしていた。三菱電線は NTT(電電公社?)と協力してソリトン伝送用のファイバーなどを開発しており、研究所には研究用のファイバー線引機があった。矩形クラッドのファイバーレーザーを作りたいと頼み込んで作ってもらった。持つべきものは同級生である。
作ってもらった矩形クラッドファイバーレー ザーで早速実験をしてみた。結果は左の図のとおりである。通常通り、片方に100%反射のミラーを置いて、ファイバーレーザーを発振させた。反対方向は石英ファイバーの端面反射(R=3.5%)である。
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