グリズムとはグレーティングとプリズムを組み合わせた素子である。グレーティング対の部分で大きな2次の分散を補償し、プリズム対の部分で小さな3次以上の高次分散を補償できる。グレーティング対とプリズム対を直列接続で用いる場合と比べて、グリズム対を用いることで小型化が可能になる。

 

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図 グリズム対の模式図

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