単位時間・単位面積あたりの照射エネルギーを強度とよび、Iで示す。ポインティングベクトルの大きさの時間平均は<S>Tで表され、強度と等価な量である。よって、調和場の場合は単位断面積当たりの伝搬パワーの式から、

3.44-0

である。T=tでは、<cos2(Ÿrωt)>T = 1/2であるから、

3.44-0-2

あるいは、

3.44

である。次の2式は同じことを表現している。

3.45

3.46 …式1

また、線形・均質・等方性の誘電対中では、

3.47

となる。Bと比較してE はより効果的に電子に作用することから、光波場としてEを考え、放射照度Iとしては式1を用いる。

放射エネルギー流の時間率が光パワーPあるいは放射束であり、単位はワットWである。ある面に入射・出射する放射束を面積で割ったものが放射束密度(W/m2)である。入射の場合を強度、出射の場合を発散度というが、いずれも光束密度である。

 

参考文献

E. Hecht 著、尾崎義治・朝倉利光 訳「ヘクト 光学 I 」第9版 丸善(2013)