Yb:YAG のエネルギー準位図と吸収断面積と誘導放出断面積を示す。
エネルギー準位図
長所
図1(a) はYb:YAGのエネルギー準位図である。Yb:YAG レーザーは2F7/2 と2F5/2の2 つのシンプルな電子準位によって構成されている。それぞれの準位には結晶場により2F7/2準位に4つ、シュタルク分裂により2F5/2準位に3つの副準位がある。この副準位によりレーザー動作が行われる。
0cm-1が基底準位であり、10327cm-1がレーザー上準位になる。このシンプルなエネルギー準位構造を持つため、2F5/2 の上準位に励起されたイオンが更に光を吸収する励起状態吸収などのアップコンバージョンが起らない。
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