白内障のフェムト秒レーザー手術の手順
- 水晶体手術…微細で光強度の強いフェムト秒レーザーで水晶体嚢の円形に切開
- レーザーレンズ細分化…フェムト秒レーザーを用いてレンズをセクションに分け、その表面に斜交平行模様を刻み込むことで和らげる
- 超音波乳化と吸引
*標準の手術では、手作業の切開の次に超音波乳化と吸引が続く。
白内障手術では、白内障の吸引を容易にするため、超音波による白内障軟化を行うが、この超音波エネルギーは、術後の視力回復に影響すると言われている。Dr. Culbertsonの調査では、フェムト秒レーザーによる白内障の前処置を行った場合、超音波の使用を45%抑えることができると報告されている(より重度な白内障では、この結果に当てはまらない可能性があるので、注意が必要である)。
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