量子井戸構造(Quantum Well)は効率のよい発振構造を可能にする。量子井戸構造では半導体の活性層の厚さが 10 nm程度になっている。活性層にはバッッファ層と量子井戸層が複数積み上げられている。活性層に流れる電子は非常に狭い領域に閉じ込められるため、電子が波の性質をもつようになり、効率のよく発光する。半導体レーザーの発振波長の幅が狭められるため、スペクトルのピークが鋭くなる。
下の動画は、量子井戸構造半導体レーザーについての1時間の講義の動画である。
- 【QW、QDレーザーの非常に詳しい解説】勝山造,”半導体量子デバイスの多様な展開,”SEIテクニカルレビュー・第 18 0 号(2012)
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
SNS(Facebook, Google+)アカウントが持っているお客様は、右のサイドバーですぐにログインできます。 あるいは、既に登録されている方はユーザー名とパスワードを入力してログインしてください。
*メールアドレスの間違いが増えています。正しいメールアドレスでないとご登録が完了しないのでお気を付けください。