TO-CANや14Pin Butterflyタイプパッケージの半導体レーザーのパッケージにはフォトダイオードが内蔵されている(フォトダイオード用のピンがある)。このフォトダイオードは、半導体レーザーの発光の大きさに応じて発電して電流を流す。
つまり、フォトダイオードが流す電流値をモニタリングすることによって(正確には抵抗を介して電圧を計測することによって)、半導体レーザーの出力をモニタリングすることができる。半導体レーザーは温度依存性があるが、光出力を絶えずモニタリングして、状況を温度制御素子にフィードバックすることで、光出力が一定になるように制御できる。
半導体レーザーのデータシートには、出力がいくつのとき(ほとんどの場合、定格出力のとき)に、電流がどれだけ流れるか記載されている。
例えば、Thorlabs社のL375P020MLDの場合、光出力 30 mWで 0.2 mAの電流が流れる。
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