レーザー増幅器として良く用いられているロッド型とディスク型の熱伝導を理論的に解析するために、下記図に示すような座標系を仮定する。レーザー媒質に吸収されたエネルギーは、
レーザーエネルギーとして抽出されるものと、媒質内の発熱として蓄積されるものがある。媒質に蓄積された熱エネルギーは媒質の中心から表面へ熱伝導により移行し温度分布を形成する。
等方性のディスク媒質内で単位体積当たりの発熱量が Q(x,y,z)[W/cm3]であると仮定し、媒質中の温度分布Tを解析するために、次式の熱伝導方程式の定常解を求める。
(式1)
下記図においてディスクのy方向の厚みをtとすると、熱緩和時間τは次式のようになる。CW励起や繰り返しパルス励起間隔が熱緩和時間よりもずっと短い場合に適用でき、
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。