レーザー発振器には,光を増幅する活性媒質と,光を帰還する共振器が必要である.共振器は光を損失少なく導波する導波路と,反射させる反射器とから成っている.表3・2に主なレーザー用共振器を分類して示す.開放形共振器では共振器の横方向が開放されているのに対し,半導体レーザーで主に使われる導波路形では横方向にも光を閉じ込め,導波路を形成している.共振器の大きさはレーザーの種類で異なるが,気体レーザーや固体レーザーの場合10cm~数m,半導体レーザーでは300 μm前後となっている.

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
ログインパスワードをメールにてお送りします。 間違ったメールアドレスで登録された場合は、改めてご登録していただくかお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目