デジタルトモグラフィー(digital tomography:DT)とは
近年,デジタル技術の進歩により,走査中の各位置での投影像をフレームデータとして蓄積し,走資終了後,再構成演算にて任意断面を画像化できるため再び脚光を浴びている.これをDT(digital tomography)と呼んでいる.x線CTおよび”DT”いずれもX線検出器としてフィルムではなく電荷信号をデジタル収集したデータを用い,両者により断面を画像化している.両者の違いは検出器形状がX線CTでは1次元配列,”DT”においては2次元配列(面検出器)ということである.