スパークギャップスイッチ(spark gap switch)とは
アーク放電を利用した高電圧高速大電力スイッチ.急峻な励起パルスを必要とする色素レーザー,窒素レーザー,TEA(transversely excited atmospheric pressure)CO2レーザー,エキシマレーザーなどの駆動回路に広く用いられるほか,高電圧パルス発生用のマルクスパンク回路にも用いられている.構造的には一般には半球上の電極を2個対向させたものが多いが,平板型や片側のみ半球上のものも実用されている.また加圧型もあり,ナノ紗オーダーの高速大電流動作が可能である.第三電極のトリガ電極を設けているのがほとんどであり,外部から容易にコントロールできる.