自由電子レーザー研究施設(users’ facilities of FEL)とは

欧米を中心に,自由電子レーザー利用研究地設が年間2000~2500 時間稼働している.きわめて活況を呈しており,そこからの研究成果は,最先端領域のもので,量子井戸,分光学的医学応用,分子科学,生体化学などである.極短波長技術が今後確率していくものと考えられるが,その利用としては,原子核励起,巨大共鳴や粒子創生があり,従来レーザーが原子・分子科学に大きな影響を与えたのと同様,原子核,素粒子に対する同様の効果があると考えられている.