時分割多重(time division multiplexing:TDM)とは
デジタル信号の伝送速度(ビットレート)を上昇させるため,複数の低速パルス信号系列を短パルス化し,互いが時間的に重ならないように多重して伝送する技術,各低迷系列を同期化する必要があるが,デジタル多重としてのメリット(高周波数利用効率,多重段での一括監視/制御)を生かすことができる.多量単位で分類して,ビット多重,バイト多重,フレーム多重がある.世界的に統一された同期デジタルハイアラーキ(synchronous digital hierarchy:SDH)ではバイト同期多重化が採用され,155.52 Mbit/sを基本(synchronous transfer module-1:STM-1)としてN倍のビットレートへ一挙に多重する方式となっている.光デジタル信号に適用した場合を光時分割多重(optical time division multiplexing:OTDM)という→波長分割多重