連続(CW)動作(continuous wave operation)とは

半導体レーザーの直流電流動作のことで,パルス動作に対応する言葉である.パルス動作にくらべて,発熱などの面で過酷な条件下でのレーザー動作であるため,結晶の質やドーピング特性の良さ,さらにレーザー構造の普し悪しなどの違いが,レーザー特性に反映しやすい.そのため,連続動作の達成が半導体レーザーの実用化への第一歩で,連続動作の持続時間をレーザーの寿命時間といい,その長寿命化が実用化の必須条件となる.