音響ピークシフト法(peak delay method of acoustic signal)とは

過渡回折格子法の励起条例で溶液の加熱が起こると,空間的に周期的な媒体の膨張によって音響波が発生する.この音響波のピーク到達時間は,過渡回折格子の間隔や溶液内での音速とともに,加熱の起こる速度に依存する.そのため,音響信号のピーク到達時間を正確に測定することで,早い時間での加熱の速度を測定する手法が,音響ピークシフト法である.この手法を用いることで,音響波の時間プロファイルをすべて解析する場合より,時間分解能が1桁ほど向上する.