希土類ドープ光ファイバ(rare-earth-doped optical fiber)とは
光伝送用ファイバのコアの部分に希土類イオンをドープした光ファイバで.光通信において光直接増幅が可能となるファイバアンプ,高効率発振が可能なファイバレーザーなどの媒質として用いられる.ドープする希土類イオンによって発振(増版)波長が異なり,代表的なものとしてはNd3+(1 μm帯),Pr3+(1.3 μm帯),Er3+(1.5 μm帯,2.8 μm帯),Tm3+(1.8 μm帯),Ho3+(2 μm帯,2.9 μm帯)などがあるこのほかにもアップコンバージョン過程を利用した可視域のファイバレーザーにも用いられている.