光導波路(optical waveguide)とは

基板上に設けた屈折率の高い領域(コア)に入射した光を屈折率の低い領域(クラッド)との境界面で反射を繰り返しながら伝搬させるデバイス.ニオブ酸リチウムなどの電気光学結晶,ガラス,有機材料,半導体など多種類の材料が利用されている光導波路は,その形状を工夫することにより,伝搬光を分波したり,合波する基本的な機能をはじめとして,多波長の入射光を波長ごとに分離する高度な機能までも1枚の基板上に実現できる特徴を持っている.最近では,多機能化および集積化を目指した研究開発が活発化している.→波長分割多重,レーザー誘起ガラス導波路