光トポグラフィー(optical topography)とは
近赤外光を用いて,大能皮質での脳活動に伴う血液変化を計測し画像化する装置ミリワットオーダーの微弱な近赤外線を頭部の多点で照射し,大脳皮質へ到達し反射した光の強度の変化を多点で計測する.この強度の変化から,能活動に伴う大脳皮質での血液量変化を求め,その分布を画像化する.局布化した脳機能の動画像化(時間分解能:100 msオーダー)が可能である.計測用光ファイバを固定したヘルメットをかぶるだけで被験者は検査に望むことができるため,被験者は自然な環境下で検査を受けられる.また,装置は小型で移動可能であるため,検査場所を選ばないことも大きな特長である.