【Variable aperture slitへの言及】
 論文中、著者らは複屈折フィルター(t=1.6mm, 0.8mm, 0)を変えた場合の帯域変化とモードロックの関係をかなり議論している。群速度分散補償をしない状態で、自己モードロック発振のパルス幅はおのおの 2ps(1.6mm)、12ps(0.8mm)、16ps(複屈折フィルターなし)と対応した結果を得た。一方、Variablen aperture slitは複屈折フィルターと平行的に使われたと書いているだけで、ほとんど記述がない。わずかに、共振器内の aperture で高次横モードを消そうとしたが、そうするとモードロックが崩壊して失敗したという記述があるだけである。KLM の機構が解明されていない段階の限界であった。

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