【さきがけ「光極限」の公開説明会】

筆者は 2015 年からさきがけ「光極限」の研究総括に指名され、限界に挑戦するのが化学だとして、分野を問わず、面白い研究を採用しようとした。そのとき、東京、大阪で開催した公開説明会で 21 世紀を光の時代にと説明する際、近年のノーベル賞の多くがレーザー、光関係に関係していることを示した。そのときのスライドを右に示した。これはちょうど 21 世紀のノーベル賞であったが、もちろん、次のスライドに示したようにレーザー関係ノーベル賞は次のスライドに示すとおり、1964 年の Townes, Basov, Prokhorovを始めに、20 世紀に 5 回、2015 年以後に 4 件のノーベル賞が生まれている。もちろん、光科学は光を基軸に原子分子、半導体、情報、バイオ、生物など広い範囲の学問領域を開拓しており、20 世紀以後のの科学の基盤を構成していることは誰の目にも明らかである。ここでは、それらがどのように科学研究に寄与したかを順次検討しようと考える。

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