Aspect さんに IQEC2005 のピンチヒッターを依頼

【Aspect さんに IQEC2005 のピンチヒッターを依頼】
世界物理年の 2005 年に量子エレクトロニクス関係の世界会議 IQEC を日本で開催することになり、日本学術会議主催となった。天皇陛下はよくご存じで、アインシュタインを記念した世界物理年なのだからと IQEC に出席すると自ら指名された。一旦決まった天皇ご臨席は紀宮様のご成婚が決まったことで都合が悪くなり、皇太子殿下の臨席を頂き、主催者としては大変だったが、海外の研究者からは大変好評だった。それは別として、プレナリー講演者であった Alferov から大会直前、健康上の理由で来日できなくなったと連絡があり、小柴先生に匹敵する講演者を急遽、代役に立てる必要が生じた。筆者はちょうどそのとき、IQEC の前週に京都の関西学園都市で開催していた Laser Physics Workshop に出席しており、その会議の最終日、超高出力レーザー関係の国際委員会 ICUIL GA に出席していた。