【2005 年世界物理年】
2005 年は世界物理年で、世界中で 20 世紀の物理学の発展を祝いました。なぜ、2005 年かというと、これはアインシュタインの奇跡の年、1905 年から 100 年を祝ってユネスコが世界物理年に指定し、世界各国の物理学会が記念事業を展開しました。1905 年はアインシュタインが光量子説、ブラウン運動の理論、さらに特殊相対性理論の論文を発表し、20世紀の物理学が生み出された特別の年だったからです。筆者は当時、IUPAP C17 の Chair をしており、IQEC 2005 を日本学術会議主催で日本で開催していました。日本の世界物理年委員会の物理学会代表として、世界をつなぐ光の輪を主催しました。もちろん、それ以外にもアインシュタインの業績を紹介するイベントを行ないました。その中で印象的だったものが、アインシュタインの偉大な間違い、Creative Error というものでした。
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