【ハイブリッドレーザーによる広帯域化とフーリエ限界パルス発生の研究】
 複数のレーザー結晶を使った利得帯域の広帯域化とそれによるフーリエ限界パルスの発生についてさらに発展させた研究を 2009 年に行なった。この場合は、元々、広帯域利得を持っている YbSc2O3 と Yb:Y2O3 レーザーを組み合わせたハイブリッドレーザー実験である。これらの結晶はいずれも Sesqui Oxide 結晶と呼ばれ、融点が非常に高い(2330°以上)ので、単結晶育成が困難であったが、それをセラミック技術(神島化学)を使ってレーザー品質の結晶を作成したものである。

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