【3 準位レーザーと 4 準位レーザー】
 はじめてレーザー発振したルビーレーザーは 3 準位レーザーです。現在主流になっている固体レーザーはほとんどが 4 準位レーザーで、3 準位レーザーから 4 準位レーザーへの発展は、より容易に反転分布を形成する機構に移行したとして説明されます。これ自身は説明として納得できますが、皆さんはこんな疑問を持ったことはないでしょうか。反転分布の形成に、基底状態の分布数の半数以上の原子を励起状態に励起しなければいけない 3準位レーザーはどう見ても不合理で、レーザーの研究を目指すなら最初から下順位の分布数を無視できる 4 準位レーザーを目指すべきではなかったのか?という疑問です。

無料ユーザー登録

続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
ログインパスワードをメールにてお送りします。 間違ったメールアドレスで登録された場合は、改めてご登録していただくかお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目