初期のモードロック研究の状況

【初期のモードロック研究の状況】
 1965 年までのモードロック研究を見たところ、初期のモード同期理論では、単一縦モードの Q スイッチによるパルス発生→利得中心に近い 2 つのモード間の干渉（モード競合と隣接モード抑制）→疑似階段波のような強い強度変調で飽和→規則的なモード同期パルスと考えられており、後に考案される自動的シングルモード発振の逆のモード競合が考えられている。現在のような膨大な数のモードが位相同期するメカニズムは複雑すぎて考察されていない。