【ポッケルス効果】
 圧電性のある等方性結晶に電圧をかけると複屈折が生じる現象であるポッケルス効果は、1893 年にドイツ人研究者である KarlFriedrich Pockels が発見しました。筆者が学生時代には KDP を重水素に置換した KD*Pの方が効率が高いとなって、これらの結晶を使ってポッケルスセルを手作りしていました。しかし、肝心の高品質な非線形結晶は簡単には入手できなかったのですが、日本電子に入社した頃には米国製の EO 変調器が市販されるようになりました。Kerr セルと違って、駆動電圧は低いので、制御も簡単でした。

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