【レーザー創成期の修士論文の一例】
ここでレーザー創成期の修士論文の一例として筆者の 1971 年修士論文を紹介します。研究テーマは Nd3+:POCl3 Inorganic LiquidLaser というもので、92 ページの論文です。目次を紹介しました。この研究は、何よりもNd3+:POCl3 というレーザー媒質を自作し、化学反応を繰り返しながら、蛍光寿命の測定を繰り返し、脱励起過程を推定しては、その原因を除去していく材料合成が最重要で、レーザー発振が可能になれば、普通の学生ができるレーザー特性計測をすればそれが直ちに、最先端の研究となるという意味でも、
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