【光音響計測法の開発 発想のきっかけ】
光音響計測法の開発のきっかけは、図に示したように 1986 年 12 月 1 日に名古屋大学プラズマ研究所で開催された核融合特別研究科研費集会「新型ドライバーの基礎」における議論だった。核融合用レーザードライバーが10Hz で 1 年間無交換で動き続けなくては、レーザー核融合発電所などできるわけがない。プラズマ研究者からは KrF レーザー用のミラーの吸収係数はどの程度だ?という厳しい質問が出ました。248nm という短波長紫外線ではミラーの吸収が大きくて、レーザー発振すると、ミラーが壊れるという状態だったからです。
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