ファイバー線引き機と巻き取り装置

 ちょうど、フォトンテクノロジー国家プロジェクトが始まった1990年代後半には、あれほど盛んだった光通信技術への熱狂が冷めつつあった。というのも、光ファイバー通信技術の重要性は誰もが知る常識となり、世界中で光ファイバーネットワークが構築されるようになった。そして人類社会を大きく変える光通信ファイバー網の構築は、急速な技術開発と共に、どんどん高速化が進み、社会の隅々にまで浸透する重要技術となった。その一方、VAD法を開発して光ファイバー技術に革命をもたらしたNTTの伊澤達夫さんが嘆いたように、社会応用は爆発的に拡大したが、その一方、極端な競争の結果、光通信用デバイスの価格は1000分の1になってしまい、関連会社の誰も儲からないことになってしまった。大きな開発資金を投入してきわめて高度な技術を開発したが、それが普及した段階では開発投資に見合わない不採算事業になったというのだ。

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