【アダプティブ光学、可変鏡、可変レンズによって光学技術を変革できるのでは?】
 高出力レーザーとアダプティブ光学の関係を議論してきた今回の議論をまとめてみよう。
 アダプティブ光学は地上設置大型望遠鏡で宇宙望遠鏡と同じような光学像を計測できる超高分解能の波面補正を可能にする技術と捉えがちだが、その一方で、Silver 教授の可変焦点老眼鏡や欧州の企業が開発している可変焦点レンズのようにそれほどの性能を求めないものに別れているように見える。この点から考えると、レーザー共振器などに用いる光学系は共振器モードとの整合性を増幅過程が強調するので、そこまでの波面歪みを補正する必要がないかも知れないし、完全に補正することが難しいかも知れない。ただ、レーザー光そのもので加熱され歪むことは避けられないので、できるならばアダプティブにすることが将来方向といえるような気がする。

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