【天声人語に載った重力波研究】
重力波研究の重点領域研究に続いて300m干渉計を開発する新プロが始まり、2001年まで続きました。TAMA300という300m干渉計を作って本格的に重力波検出の研究に乗り出しました。もちろん、欧米に比べて1/10以下である300m干渉計では十分な感度が出せないことは明らかでしたが、1987SNのように我々の銀河系の中やごく近くで重力波が発生することもあり得ないことではなかったのです。特別の科研費システム、新プロが国立天文台の初代台長、古在先生が責任者として始まりました。
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