【超高品質ミラーの評価は、損失が決める。】

  その後の超高品質ミラーの国産化の歩みをまとめてみました。1995年には共振器透過率を上げる試みをしました。反射率は99.86%とそれほど高くはありませんが、(普通からいえば非常に高反射率といえます。)透過率を上げることに注力しました。結果として、1994年のミラーに比べて損失係数は58ppmから6ppmと一桁減少させることができました。フィネスは2236ですが、この光共振器の透過率は99.1%と共振器で損失をすることなく、ほぼすべてを出力することができました。産業用には無損失ミラーと評価できるでしょう。

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