【空間的均質性の測定 反射率分布と散乱損失分布の強い相関】
積分球を用いた散乱分布計測は、同時にリングダウン計測を併用することで同じ観測点の反射分布を可能にしました。両者の2次元分布を3次元表示してみると、右図上のようになります。反射率と散乱損失の分布を見ると、反射率が高いところでは散乱が少なく、散乱が多いところでは反射率が減少しているように見えます。そこで、この2次元分布の相関を取ってみると、両者の相関係数は-0.81と強い反相関の関係が見てとれます。明らかに散乱の増加が反射率の低下に影響をしていることを示しているのです。さらにこれまでは損失係数は測定できましたが、その損失の内で、吸収と散乱を区別することはできていませんでした。
無料ユーザー登録
続きを読むにはユーザー登録が必要です。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
登録することで3000以上ある記事全てを無料でご覧頂けます。
- @optipedia.info ドメインより登録の手続きを行うためのメールをお送りします。受信拒否設定をされている場合は、あらかじめ解除をお願いします。
- Gmailをお使いの方でメールが届かない場合は、Google Drive、Gmail、Googleフォトで保存容量が上限に達しているとメールの受信ができなくなります。空き容量をご確認ください。